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黒い食べ物で体を温めませんか?

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

体を温める食べ物の話②《黒い食べ物編》です。

みなさんは『土用の丑の日』というと何を想像しますか?

多くの方が、『うなぎ』を思い浮かべますよね。

そして、この『うなぎ』『夏』のイメージが強いことかと思います。『うなぎ』を食べると『精』がついて、『夏バテ』予防になる・・・みたいな。

さて、『土用の丑の日』は年に何回ありますか?

『うなぎ』の日として食べる感覚では、年1回の気がしますが、年2回の年もあるんですね。暦上で1回の年と2回の年があって、『一の丑』『二の丑』と呼ばれます。だいたい年2回ある年は、『一の丑』に『うなぎ』を食べる方が多いです。

しかし、厳密には『土用の丑の日』は『夏』だけではないんですね!!

《四季にそれぞれ『土用の丑の日』があります。》 つまり、『夏』だけではなく『秋』『冬』『春』にもあるわけです。

では、なぜ『夏』『土用の丑の日』にだけ『うなぎ』を食べる習慣ができたのでしょうか?

諸説ありますが、通説では平賀源内が当時、夏場に売れ行きが落ち込むうなぎ屋の相談に乗り、「土用丑の日うなぎの日」というようなキャッチコピーを店頭に貼るよう勧めたところ、大繁盛して他のうなぎ屋もマネをした。それが、ブームとなって現代まで続く習慣になったということです。

実は昔から、『土用の丑の日』には黒い色の食べ物を食べる認識はありました。

例えば、『土用しじみ』『土用餅』という言葉があります。『土用餅』とは『あんころ餅』のことです。(ちなみに、春は「ぼたもち」と呼び、秋は「おはぎ」と呼び名が変わります。牡丹の季節が「ぼたもち」で萩の季節が「おはぎ」ということです。)

『しじみ』『あんころ餅』色は             『黒い』ですよね?

つまり、『春夏秋冬』の『季節の変わり目』である『土用の丑の日』は『体調を崩しやすい』ために、『黒い食べ物』を食べて体調を崩さないように食生活の『工夫』をしていたわけなんです。

では、なぜ『黒い食べ物』が健康に良いかというと

《『黒い食べ物』は『体を温める』からです。》

東洋医学的には、『黒い食べ物』『腎臓』の働きを良くして、血液を浄化することから血行が良くなり『体が温まる』とされています。

昔の平賀源内の時代と違って、現代はエアコンなどで家や職場、飲食店やスーパーなど、いろんな場所で『気温』が何度も『変化』しますね。

つまり、毎日の生活の中で、『季節の変わり目』がある状態ではないでしょうか?

だとすれば、毎日の生活の中で、『土用の丑の日』対策として『黒い食べ物』を摂る習慣を意識してみてはいかがでしょうか?

『黒い食べ物』とは、『うなぎ』『しじみ』『ぼた餅』だけに限りません。『黒豆』や『黒ごま』、『黒糖』『昆布』『黒米』『玄米』『黒酢』『プルーン』・・・などなど。

こういった『黒い食べ物』は私たちの体の『代謝』にも大きく関係してきますので、『ダイエット』をされている方にも注目されている食品です。『黒烏龍茶』などもそうですね。いろんな形で取り入れてみてください。

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さて、『黒い食べ物』の摂取はおすすめなのでいろんな形で摂っていただきたいのですが、『他の色の食べ物』はどうなのか?という疑問もありますよね?その話については次回にしますね。

⇒次記事:食べ物の『色』を意識して食べていますか?

ご覧いただきありがとうございました。

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