あなたの食べる『卵』はどんな『環境』で育ったニワトリが産んだんだろう?《卵の話その③》
こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
卵の話3回目は、卵の健康状態についての話です。
前回は、卵の栄養価は、卵の『殻の色』でもなければ、『黄身の色』でもないというお話をしました。
でも、卵を産むニワトリに与える【エサ】や【環境】によって、『目に見えない大きな違い』が出てきます。
今回は、この【エサ】や【環境】について一緒にお考え下さい。
まず、
①【エサ】についてなんですが、
ニワトリが食べるエサは、産む卵に大きく影響を与えます。エサの成分を変えることによって、黄身の色を濃くしたり薄くしたり。また、健康に良いものを食べさせると体に良い成分が卵の黄身に含まれて産まれます。
人間に置き換えてみるとわかりやすいと思います。
(もちろん、人間は卵は産みませんが、)妊娠中の方が、風邪薬をはじめ、色々な薬を飲むことをできるだけ避けますよね。コーヒーや緑茶などのカフェインも避ける方も多いと思います。
その理由は、母体ではなく、胎児に大きく影響を与えるからですよね。
つまり、有害な物質や成分は(受精)卵の健康に直接関わってきます。
でも、ご存知のとおり、鳥インフルエンザなどの感染病が発生すると、発病した養鶏場のニワトリ達は人体への安全配慮のために全部を殺処分されてしまいます。これでは、養鶏場の経営に不安を持ってしまい、対策を講じようとしますよね。
つまり、人間と同じようにあらかじめ予防ワクチンなどの投薬を行うわけです。親鶏への抗生物質の投与は禁止されているようですが、では、親鶏以外は?抗生物質でなければ?
などなど、何かしらエサとともに投与されることになるのです。
さらに、
②【環境】も卵の健康状態を大きく左右します。
現在の養鶏方法は、低コストで大量生産できるよう工夫された結果、もはや、卵製造装置のような飼育環境が大半を占めています。
ご存知の方も多いと思いますが、ニワトリはケージと呼ばれる檻の中に一列に並べられ、動く自由を拘束されます。そして、エサも目の前にあるベルトコンベアによって口元まで運ばれるため、食べること以外にエネルギーを消費しないわけです。
逆に、動いてもらっては困るわけです。エネルギーを消費しますから。つまり、食べるエサの量が増えてコストがかかるから・・・。
さて、本来は、庭で飼う鳥だから庭鳥。ケージの中のニワトリと比べた時に、みなさんだったらどちらのニワトリを気の毒に思いますか?
絶対、ケージの中で飼われたら溜まりますよね! 『ストレス!!』
事実、本来なら10年ほどあるニワトリの寿命が、ケージの産卵用ニワトリについては2~3年。
このストレス満杯のニワトリが健康な卵を産めると思いますか?
私たち人間だって、ストレスが頭髪や肌や睡眠、胃痛など、様々影響してくるのはわかっていますもんね?
卵を選ぶ時は、卵の『殻の色』や『黄身の色』ではなく、見た目ではわかりにくいニワトリが飼育された『環境』を知って選びたいものです。
そこで、当ブログのおすすめの『卵』はこちらです。
- あたり前ですが、健康な鶏だけが健康でおいしいな卵を産みます。だから、鶏の健康にはとことんこだわります。その健康の基本は、人も鶏も同じ。食事と運動とストレスの管理が大切です。化学薬品に一切頼らず、エサ、水、環境にとことんこだわって健康な地鶏を育てています。その昔、庭先の鶏たちが生んでいた卵のような、やさしい自然の色と味。
- 黄身の濃い卵や、黄身が箸でつかめる卵が「よい卵」だと思っていませんか?実は、黄身の色や盛り上がりも、エサで簡単にコントロールできるのです。卵は、見た目だけではわかりません。エサ、水、環境にこだわったヤブサメの地鶏たちの卵は、一個一個、個性があって、味も色も微妙に違います。それが本来の卵であり、自然のおいしさや本当の安心・安全につながるのだと考えています。
- ヤブサメの卵を使っていただいているシェフやパテシエが、同じように口にするのが「味も色も、料理のじゃまをしない」。薬のない世界で生まれる卵には、嫌なにおいやクセがありません。黄身・白身ともにあっさりとした「本来の卵の味」。だからこそ、味のプロたちにも支持されているのだと思います。
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ご覧いただきありがとうございました。