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    Categories: 調味料

健康に良い『酢』を使っていますか?《酢の話その③》

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

体に良い『酢』の選び方の話です。

前回、前々回と『酢』の健康への貢献についてお話しました。

貧血気味の方や生理痛のひどい方は、是非『鉄分』を摂ってくださいね。そこで、サプリメントなどを使う方はともかく、〔レバー〕で『鉄分』摂取を心がけている方は、『酢』も積極的に摂ってください。

〔レバー〕は『鉄分』をはじめ栄養豊富ですが、『血液』がドロドロしやすくなります。その酸性に傾いた『血液』を中和してキレイな『血液』にしてくれるのが、『酢』の働きでもあります

『酢』は体内の『疲労物質』や『脂質』などを排出しやすくして、さらに『酸性アルカリ性バランス』をとってくれたりしますが、食品として取り入れたい『栄養成分』も豊富に含んでいます。

疲労解消で有名な『クエン酸』をはじめ、骨や筋肉、血管や内蔵などの材料となる『アミノ酸』や70種類を超える『有機酸』『ビタミン、ミネラル』などが入っています。

いろんな意味で『酢』意識して摂ってくださいね

しかし、『酢』は『発酵食品』です。この発酵のさせ方で、『栄養素』の多さや『価格』に違いが出てきます。『醤油』『味噌』も同じ『発酵食品』なので、やはり同じことが言えますが、発酵方法が最近では機械化されて大量生産できる分、中身に大きな違いがあるんですよ。

そこでみなさん、簡単な見分け方として購入される『酢』の『原材料』の『表記』を見てみてください。例えば商品Aは(米)のみ。商品Bは(米、アルコール)。

『アルコール。』

この『アルコール』が入っているのと入っていないのとで、発酵方法が違います。本来は、アルコールでの強制発酵ではなく、もろみから長い時間をかけて造る『静置発酵』が基本でした。ここはチェックですね。

また、原料も日本であるからこそ、『米』だったわけですが、近年は米と一緒に「豆や小麦、とうもろこしなど」を原料とした『穀物酢』が多く販売されるようになりました。

ちなみに、『米酢』『穀物酢』『味』も『中身』も違うわけですが、実は『見た目』でもはっきりした《違い》がわかる方法があります。

瓶に入った『酢』を振ってみると、本来の発酵をされた『米酢』はキメ細かい泡が立ち、しばらく時間をおいてもなかなか泡立ちが消えないのに対して、『混ぜものをした酢』は同様に振ってみても泡のキメは荒く、すぐに消えてしまいます。(※くれぐれも店頭で試して迷惑をかけるようなことはしないでくださいね。)

果実酢や合わせ酢はいろんな原料が混ざっていますから、泡はすぐに消えますが、『酢』の原料が良いものを使っているのか、ただ安くするために使っているのかを見極めることは大事なことかと思います。

そこで、当ブログのおすすめの『酢』がこちらです。

「飯尾醸造 純米 富士酢 500ml」は、京都丹後の山里で、農薬を使わずに栽培された米を使ってつくられた酒を、一年がかりで発酵、熟成させて造った米酢です。独特な芳香のムレ香は、昔ながらの手法で造った純米酢の証し。純米酢だけが持つ、広がりのある風味をご堪能下さい。500ml入り。

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低価格重視の強制発酵の製造方法は同じ発酵食品である『醤油』『味噌』でも言えます。

その『調味料のさしすせそ』『醤油』については、次回お話しますね。

⇒次記事:『醤油』の原材料は『大豆』ですか?

ご覧いただきありがとうございました。

 

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